毒親育ちが毒親化しないための自制ブログ

毎日ギリギリの育児です。タイトル通り。

ある日プツンと切れた日⑥

 この話は、プツンと何かが切れた日のお話です。昔を掘り起こして書き出すので読み苦しい点、ご不快な点がありましたらそっと閉じてください。


 何が正解だかわからない



 看護師さんに苦手意識を持った管理人にとって、健診と予防接種、その他色々お世話になるのが非常に体力使いました。
 健診や予防接種は予め用意された紙に記入して、電話して予約とって受けました。これはまぁまぁ、聞かれたことに答えるだけですし。
 乳児湿疹や風邪の方で病院行くのが精神的にキツかったんです。

 「昨日から熱が下がらなくて」
 「いつから?どんな推移で?ちゃんと3時間ごとに検温してる?」

 「皮膚がカサカサして……」
 「どうせ洗剤赤ちゃん用じゃないんでしょ。ステロイド処方します。」

 「しっかり赤ちゃんみて?この程度は自宅観察で十分です。」
 「なんでもっと早く来ないんですか?酷い。」


 母親として未熟な管理人は、どういう観察結果が必要で、どのくらいの症状から受診可能で、どんな風にお医者さんに伝えれば良いのか知りませんでした。無知とは本当に恐ろしい。未熟なのが悪いと思いつつも、次第にお医者さんに次はなんと責め立てられるのだろう、ちびを診せていいのかな、また自宅観察なのかな、と病院自体が怖くなっていったのです。

 病院が怖いのは、自らの至らなさを指摘されるのもありますが、眉をひそめられたり、決めつけられたりするのもひっくるめて「怖い」という感情になりました。それからずっと、病院に予防接種の電話をするだけでも動悸息切れ声の震えがして涙が出るようになりました。


続きます。