毒親育ちが毒親化しないための自制ブログ

毎日ギリギリの育児です。タイトル通り。

人が怖いコミュ障ママがどうにか会話する話

 ある日プツンと切れた日をお読みになってくださった方々ありがとうございました。

 こちらは病院役所ですら無理怖い管理人が、どうにかこうにか会話する方法です。ご参考までに。(時間とお金がある人は、カウンセリングを受けた方が良いと思います。あくまで下記の方法は、お金も時間も度胸もない管理人のような人種向けです。)



ケース1 予防接種等病院の予約

 カンペを用意します。挨拶から始まり名前要件一言一句全て書き出します。相手方の予測される反応も書き出します。

 「はい○○クリニック☓☓です。」
 「お忙しいところすみません。ちびの母です。いつもお世話になっております。本日□□の予約でお電話したのですがーー」

 →「□□ですね。少々お待ち下さい」
 →「ではご都合がよろしい日時をどうぞ」
 →「あー、こちらでは□□は取り扱っておりません」

 相手の反応は3パターンくらい予想しておくと慌てずにすむかと。そして必ず一度は音読します。面倒な工程ですが、これを繰り返して電話することにより、段々会話パターンがつかめてきます。新生児からのあの予防接種ラッシュを積み重ねることにより、箇条書きで纏めたカンペだけですむようになります。
 因みに具合の悪い我が子を連れて行く時は、
  ・いつから
  ・どんな症状
  ・朝昼晩夜中の検温結果の推移グラフ
  ・食べたもの
  ・便の状態

 上記を纏めた紙を持っていって、「こんな感じてして」と看護師さんに渡します。
 あとは「覚悟」です。自分の感じる恐怖が子どもより大事ってことはそうそうないでしょうから、

 「子どもを守るのは私だ!!」

 と思っておけば、現場で何をどう言われても大体大丈夫です。何かを問われたら、ちょっと(一呼吸より短く)置いて返事をすること。落ち着きます。わからないことはわかりませんでよし。試行錯誤の末、5年間小児科行くときはやってます。声の震えや涙は段々少なくなってきました。(たまにガタガタ震えますが、少なくとも電話で涙はでなくなってきました。)


ケース2 児童手当等区役所

 電話が必要な時はケース1と同様カンペを用意します。書類が送付され提出に行く時、もしくは役所で書くものがある時は、判子やマイナンバーの要不要をネットで確認します。
 役所で対面する前に、深呼吸は必須です。相手の目ではなく鼻を見て、口の動きに注視し、指示をしっかり確認します。座って待つのか、番号札を渡されるのかガチガチに緊張すると意外とわからなくなってくるので、兎に角冷静に。震えが来たら目を閉じて深呼吸。そして、


 (相手も仕事だ。罵倒したり仕事の妨害しなければいいんだ。不備は謝ればいい。利用者その1なんてすぐに記憶の彼方だ。私の一挙手一投足に文句言ってくるような人間いない。)

 と強く念じます。多くの本を読んで、そして管理人の経験から、

 人はさほど周りの人に興味などない

 ということはわかります。コンビニで自分の前に会計してる人の購入物見て、偏ってんなーとかうわ酒飲みなんてイチイチ考えてられないのと一緒。何買おうと余程非常識なやり取りしなければ記憶に残らないと思います。

 ケース3 義実家

 最難関はこちら。カンペを作ることも深呼吸したり目を瞑っていられない生の人間との会話です(しかも義実家)。管理人にとって義実家の方々は雲上人。憧れの「普通」の家族で嫌われたり疎まれたりされたくない人たちです。どうしても反りが合わないなら仕方ないのでその時は負担にならぬようそっと必要最低限の交流に努めますが、なるべく仲良くはしたい。そこで年に数回会うかどうかの義実家に対しては、前日に、

 (私は女優だ私は女優だ微笑みを絶やすな合言葉ははい喜んで!いけるやれる擬態するんだ。)

 自分と義実家がどんな会話をどんな表情でしたら心安らかにいられるかを妄想します。どうしても素は出せないので、いっそ演じるように接します。自分と演じる理想は乖離しているので、逆に冷静にお話できるようになりました。それで義実家がどんな感想を管理人に持ったとしてもそれは一面。本体への評価ではないのだから傷は浅く済みます。




 このような方法で病院やママ友や義実家とは会話をしています。全部のケースに共通することとして、

 
 人は通行人に興味をもたない
 全員に理解されることはない
 評価されたり感想をもたれたりしたとしても、それは「自分の一部分」である


 と考えておくとすごく呼吸が楽になりました。

 いかがでしたでしょうか。結局会話を重ねていくことでしか会話スキルは上がらないし不安は消えないので、「怖くない!!」と虚勢を張るよりも、「怖いがこうすればできる」と方法を手探りで探したほうが時間に無駄がないと思うのです。
 そのうち、ちょっとずつ、管理人も慣れていきたいです。