毒親育ちが毒親化しないための自制ブログ

毎日ギリギリの育児です。タイトル通り。

毒親育ちが二人目を育てる話④

 このお話もタイトル通り。第二子の妊娠出産アレヤコレヤについてまとめておきます。

 ハローベビー!ハロー


 お腹にいた時から忖度が出来たのか(笑)、それとも元々そのくらいだったのか、予定日6日前に産気づきました。なーんか朝からお腹の調子が悪いなぁと思ってたのです。出すもの(汚くてすみません。)出してもすぐにまたお手洗いへ。お腹も張ったり緩んだり……。

 これはもしやくるか?!
 いやいや、でも「また来てくださいー」は嫌だ!面倒!!

 まだまだ耐えられる痛みでしたのでまぁ大人しくしてれば収まってしまうかもしれない、まだ病院に連絡するのは早いと考え、普通に過ごしました。

 その日の夕方、ずっと微弱だった痛みが10分くらいでいきなり大きな痛みに変わり、定期的にくるようになりました。

 あ、これ陣痛ぅー。

 アワアワしてる旦那様にちびの支度を任せ、病院に連絡しました。やはりまだ予定日前なこと、感覚が10分くらいなこともあって、「一応来てみますか?」くらいの感覚で行きました。

 混む国道を車で30分、途中焦りすぎた旦那様が道を間違えながら進み、その間に5〜7分間隔になった陣痛に、

 間に合うかなあ……。

 なんてちょっと内心焦りながら深呼吸を繰り返してました。

 やっと着いた病院で、旦那様とちびは病室へ。一目見た看護師さんも、これは産まれると思ったのか、パジャマに着替えることもせずに即分娩台へ連れて行かれました。

 分娩台ではもう子宮口が5cm位開いていて、でも痛みが顔に出ないタイプ且つ話せる余裕がまだあったので、看護師さんも先生を呼ぶ段階かどうか迷ってるみたいでした。

 ううむ、痛いなぁ。

 元々痛みというものがよく解らなかった管理人は、どのくらい痛いのか人に上手く伝えられません。骨折のズグンズグンする熱を孕んだ痛み?くらい?肉を裂く痛みとはまた別種だとは思いますが……。酷く腹を壊した最強に便意が強い時よりは痛いと思います。それが数分置きに2分くらいずつ数時間続くんです。骨折したところをガンガン辞書で数分置きに30回叩かれる的な?いやぁ、漫画で大きな怪我した時とかによくアドレナリンが放出されて動けるーみたいな描写あるじゃないですか。出産時は会陰もサクッと切る(麻酔なし)けど、特に意識を失ったりしないのでそんな感じなんじゃないですかね?意識失う人もいるくらいですし。

「いきみたいですー」

 一応看護師さんに声をかけて、いきんでいいか許可を取り、何度かいきみました。大が出たら本当にすみませんとかなんとか言いつつ、内心早く産まれろくださいともう産むことしか考えられませんでした。
 お医者様と旦那様がほぼ同時に来て、そして旦那様が手を握ってくださいました。正直分娩台の突起の方が摑みやすくいきみやすかったのですが、折角なので潰す勢いで握りました。

 そして、破水のちすぐに産まれてくれました。
終始アワアワしていた旦那様も、まさか病院着いて30分で産まれるとは思わなかったのでしょう。

 危ねえもう少し道が混んでたらあかんかったわぁ。

 病院以外で産むと、出生届を出す時にちょっと面倒だそうです。「産んだこと」を証明するものを病院側が書き込んでくれるのですが、たとえ病院前の道路だとしても、病院内での出産じゃなきゃ、病院が証明書を書くことはできないとかなんとか。本当に幸運でした。

 産んだ後も胎盤が中々出てこなくてお腹をめっちゃ冷やして押されて痛かったです。会陰切開も縫合し、とりあえず大きな痛みの波は去りました。

 産まれた子とちびと旦那様と、分娩室で写真を取り、少しの間家族ですごしました。すぐにチビ子は別室に移されましたが。

 旦那様とちびは病室へ戻り、管理人は分娩室でお腹を冷やしながら微睡んでました。意外と体力使うんですよ。たった30分だろうと。

 これからの生活のこと、衣食住、お金……色々考えることはありましたが、その時は産まれたチビ子のことだけ考えて終始ニヤけてました。

 続きます。