この話は、プツンと何かが切れた日のお話です。昔を掘り起こして書き出すので読み苦しい点、ご不快な点がありましたらそっと閉じてください。
今もなお、人が怖い
1ヶ月検診までは極力外出せず、知り合い無し、連絡とる友人なしの管理人の世界は本当に狭くて……。
公園デビューをすれば、連絡先を聞いてきたのは宗教の勧誘と化粧品会社のエステの勧誘をするためのママさんたちで。知り合い作ろう、情報交換しようと近づくと、
「○○さん(勧誘ママ)とお知り合いなんですよねぇ?」
とサーーっとフェードアウトされ……。
何もかもが怖くなりました。被害妄想は元からあれど、本格的に穿った考え方でしか、周囲の人を見れなくなっていきました。
「こんにちは!可愛い赤ちゃんですね。女の子ですか」
こんな当り障りのない声掛けですら、
「こんにちはー。そう見えます?しっかりしたあんよだねぇ(勧誘か?私に挨拶するメリットはなんだ?いつもの友達来てないのか?ちびを狙ってる?)」
ニコニコ返事をしてても内心は警戒心でいっぱいで、何もかもが裏があったり悪感情が元にあったり思えて仕方ありませんでした。
信じられるためには信じましょう。
友人を作るには、信頼を受けるには、まず自分が「信じる」ことが大切だそうですが、管理人にはできなかった。
どうすれば「信じる」ことができるのでしょうか。
そのうち旦那の転勤が決まり、土地を変えた今でも人が怖いです。コミュニケーションのとり方なんてとうに忘れました。
そんなこんなでボッチママスタイルを続けている管理人ですが、ある日プツンと何かが切れたあの日が、対人能力が欠落していくきっかけの日だったと思います。
元からコミュニケーション能力に自身はありませんでしたが、初対面の人やお医者さんすら怖くて仕方ない。同僚も怖い。昔の友人すら今は信じられない。
毒親育ちは最も身近な人間との意思疎通を学ばなかったので、対人関係に自信のない人も多いかと思います。
ボッチママライフを送る管理人の現在の対人能力や、ある程度恐怖を和らげる方法を次回紹介できればと考えています。
ある日プツンと切れた日 了