毒親育ちが毒親化しないための自制ブログ

毎日ギリギリの育児です。タイトル通り。

毒親育ちが二人目を育てる話⑥

 大変更新滞ってました。①〜⑤をご参照ください。


 二人目はノーマルモード??

 いつ怒鳴るか。睡眠時間がなくなると怒りっぽくなるので、ちびがTVを見る時間はなるだけ体を休めてました。たまに夕飯を食べながら机に突っ伏すことも(笑)

 小さな小さなこの子達に危害を加える可能性がある管理人は、自分から子どもを守る意味で24時間ビクビクしてました。ーーが。

 あれ?チビ子、手がかからないぞ??

 一人目がハードモード過ぎたのか、本当に全く最初の1年は穏やかーに過ごせたのです。チビ子よりハサミ使い始めたちびを叱る方が多いくらい(汗)

 母乳を沢山飲み、離乳食始まっても好き嫌いせず野菜もモグモグ(!!!)して、歩行も発語も本当にすんなりいきました。

 順調すぎて怖い。威圧することはなかったのですが、新たな毒親要素が心配になってきていました。それは、

 きょうだい格差問題!

 上の子と下の子で愛情は2倍!!決して上も下も贔屓も蔑ろにもしない!!それはその通りだしそうありたいのですが……。

 自分の行動を振り返り、チビ子をもしや粗雑に扱ってないかと不安に駆られました。理由としては2つあります。ひとつ、ちびとチビ子はできることに差があるため、褒める頻度がちびの方が多くなること。ふたつ、年上であるちびは発語も遅く身体も小さく虚弱で、上手くできないことも多いため、馬鹿な子ほど可愛いというか過保護になってしまうことが挙げられます。下手をするとチビ子より手がかかることも(汗)

 どちらがより可愛いなど思えない程可愛い子達になのに、どうしても扱いに差が出る現状。話せないチビ子はどう思っているのでしょう。こういうのも毒親化の要素だと思うんです。片方過保護で片方放任とか、子に合わせて育児を変えるのはいいことではありますが、された方はどう感じるのかーー。

 管理人はチビ子ではありません。だから、想像するしかない。幼子のうちだからこそ面白くないと思うのです。伝えられるだけ「大好き」を伝えてるつもりです。愛情に差はありません。けれど、愛情は目に見えないから、言葉で態度で示すしかない。上手く「愛情」が伝えられないのです。それは、もうすぐ2歳の今でも。

 小さな体と心で、傷ついてはいないか、悲しんではいないか、嫌な思いはしてはいないか。
 心配で、心苦しくて、心身ともに健やかに生きて欲しいと思うのに阻害している要因の一つが自分で。ーーつらい。

 毒親かどうかは子どもが「毒親」だと思ったら毒親なんだと思います。いじめと一緒。そしていじめよりも顕在化するのに時間がかかってしまうのです。だってその環境がアタリマエなのですから。親はその時の最善を尽くしたつもりでも、それはつもりなわけで。愛情の伝え方を間違えると本当に簡単に虐待に繋がります。明日は我が身。子どもの命も心も損ないたくないのに、守り過ぎるのも過干渉。放任はネグレクト。過ぎた躾は目に見える体罰。一歩間違えればそうなるリスクが常にあります。アレもダメコレもダメ、育児書も論文も先人の教えも、「正解」にはなりません。その上で常に「正解」を追い求めるのが育児なんだと現時点では考えてます。

 毒親化しそうな管理人ですが、ギリギリなところで踏ん張って、ちびもチビ子も育てていきます。